明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い致します。本年も 「期待以上のパフォーマンス」 精神で業務に邁進いたします。変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます

今年もまだまだコロナの影響を受けながらのスタートとなりました。
一日も早く日常が戻ってくること、皆さまのご健勝を心よりお祈りしております。

昨年から講演会開催におけるチェックポイントを項目別に記載させて頂きましたが、今回は講演会冒頭で使用するオープニング映像について記載させて頂きます。

映像構成は製品のイメージを1分から2分以内で印象付けるイメージ映像にプログラムを紹介するプログラム映像。プログラム映像はステージに登壇するファカルティーの先生方を映像の中で紹介する事でモチベーションを上げてもらう事を目的に制作しております。

しかし現在でも制作にはコスト・時間もかかりますので、事前に主催担当者の希望・イメージをしっかりとお聞きしながら無駄のない制作進行をする必要があります。

オープニング映像

1:オープニング映像イメージ聞き取り
2:オープニング映像必要キーワード・ビジュアル
3:映像レギュレーションの確認
4:制作スケジュールのコンセンサス
5:絵コンテ提出
6:予算の確認
7:納品形態の確認

主催担当者の希望イメージを聞き取りから始めますが、一からCGや撮影で制作すると予算は高額になり制作時間もかかります。
有料でも既存映像を組合せ、使用する事でコストセーブに繋がり納期も短縮しながらイメージに近くなるような制作が私達のノウハウであり満足度アップの鍵となります。

通常、大きな映像の流れの絵コンテを2・3種類作成し、それに合わせた曲等もイメージに近づけて提出します。
映像制作を始めてから修正が多くなると、コスト・納期時期が大きく変わってきます。
その事を避ける為にも事前のコンテからしっかりと担当者とコンセンサスを取り、レギュレーション等にも問題ないか確認をして制作が始まります。

現在ではクリエイターの状況にもよりますが、制作期間は約3カ月間、一からのCG制作が増えると内容により異なりますがプラス1カ月、2カ月となります。

オープニング映像は講演会開催時に使用しますが、それだけではなく各エリアでの講演会で使用したいとの希望もあり、冒頭のイメージ映像はそのまま展開してプログラム部分を現場に合わせ変更出来るようなソフトを別途制作しておりエリア講演会等で使用して頂いております。

皆さんはどのようなお正月を迎えられましたか?
きっと毎年恒例のお正月通りには行かなかったと思います。

私も30年間1月1日は毎年会社近くの赤坂氷川神社にお参りして会社にお札を収めるのが恒例でしたが、お正月の参拝は控えるようにとの報道がありましたので、昨年末に行ってきました。神社には数名しかいなくてとても静かでした。

きっとこれからは恒例や前例という言葉が使えず、常に状況に合わせた的確な判断が生活、ビジネスの場にも求められると考えます。それは逆に人により深く考える機会を与えてくれていると思うと悪い事ばかりではないとも感じます。

次回は講演会運営に欠かせない、会場レイアウト図面について記載させて頂きます。

金子 孝一